バラ 苗

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イイハナ・ドットコムの『バラ 苗』。
バラを育てる第一歩。
バラの苗についてご紹介します。

バラ 苗

バラ 苗

バラの苗は、春は蕾つきの鉢花と接ぎ木して5~6ヶ月の新苗、11~12月には2年苗と呼ばれる30~40cmの太い茎をした苗木(接ぎ木2~3年生の大苗)が出回ります。苗木の名札に品種名と花の様子が印刷されているので自分の好みの色や花形を見つけましょう。品種名のわきにつけられた記号で「H.T(ハイブリッド.ティー)」とあれば四季咲き大輪系。「C.L」とあればつるバラを指します。初めてならばH.Tがよいでしょう。2年苗を植えると、翌年5~6月には花が見られるのでお勧めです。春の新苗の場合は1年は花を我慢して蕾を摘み取り、木に力をつけさせる必要があります。

初心者の場合、育てやすいバラと育てにくいバラがあります。また大きく広がるタイプなどそれぞれ特徴があるので、お庭の環境やどのように育てたいかをお店の人に相談するとよいでしょう。

【バラの接ぎ木苗と挿し木苗の特徴】

バラの苗には接ぎ木苗と挿し木苗があります。

接ぎ木はノバラを台木にしてバラの芽を接いで作った苗。接ぎ木はプロの技で素人にはできませんが、植え付けるとすぐにぐんぐん成長、毎年一定の花数をしっかり咲かせます。どんなバラにも可能で扱いやすいのが魅力です。
反面、台がノバラなので台木から枝が伸びた場合剪定が必要であったり、挿し木苗に比べて寿命が短かったりウィルスに感染しやすいなどの難点もあります。株が凍結して幹が死ぬと、台木のノバラに戻ることもあります。

挿し木苗は、剪定したバラの枝を挿し木して作った苗です。慣れれば家庭でも作ることができますが、どんなバラでも可能という訳ではありません。植え付け後、きちんと管理しなければなかなか大きくならず、接ぎ木苗に比べて育てるのが少し困難です。反面、しっかり育てれば3年目くらいからぐんと成長し、花数も増えます。寿命も接ぎ木に比べて長く、ノバラの芽がでたり木が凍結して戻る心配もありません。

どちらの苗も一長一短なのでお好みによって選んでください。初心者にはやはり扱いやすい接ぎ木苗がお勧めかもしれません。

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