バラの種類 ミニバラ
イイハナ・ドットコムの『バラの種類 ミニバラ』。
華やかなバラの中でも、ミニバラはキュートな印象。
ここではミニバラについてご案内します。
バラの種類 ミニバラ

ミニバラのルーツはアジア。中国産のロサ・キネンシス・ミニマです。19世紀の植民地時代にヨーロッパの学者が発見、持ち帰ったのが最初だと言われています。ところがその時、ヨーロッパは大輪のバラの時代へ突入するところ、ミニバラがヨーロッパで普及、開発されるのはこの後100年のちの20世紀に入ってからです。ミニバラと言われていますが、正しくはミニチュア・ローズです。
小さな花と、繊細な茎に柔らかい葉をつけ、その可憐さと可愛らしさは大輪のバラにはない趣があり、人気が高いです。木や蔓が伸びて大きく育つタイプもありますが、繊細な趣は大きくなっても同じで、ミニバラがたっぷりと茂ってたくさんの花を咲かせている姿は、華やかさの中にも優しさにあふれ、また格別の風景となっています。
また、その小さな容姿を生かして、プランターの中にミニチュアガーデンを造ったり、食卓や窓辺を小さな鉢で彩ったりと、現代の住宅事情でも手軽に楽しめるバラとして普及しています。大輪のバラを真似た盆栽作りも盛んです。
育て方や苗について、気になる病気などは、大輪のバラと大きくは変わりません。 ミニバラといっても様々な色、花の形などがありますので、お気に入りの一鉢を見つけて、まずはお家の中やベランダなどで楽しんではいかがですか?
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