カイガラムシの仲間(吸汁性害虫)
庭木や果樹などに寄生して大きな被害を与えます。排泄物によりすす病やくやく病などの病気を誘発します。
成虫は防除が難しくなるため、比較的退治しやすい幼虫期(主に5~7月)の薬剤散布が決め手です。
発生時期
一年中
寄生植物
草花、らん類、花木、庭木、果樹など多くの植物
被害症状
直接的な被害と間接的な被害があります。直接的な被害は付着しているカイガラムシそのものが美観を損ねることと、吸汁されるため生育に悪影響を及ぼすことです。寄生数が多いと新梢や新葉の出方が悪くなったり、枝枯れを起こすこともあります。
間接的な被害は排泄物の上にすす病が繁殖して葉が黒くなることです。美観が悪くなるだけでなく、植物にとって大切な光合成が妨げられ生育が悪くなります。
生態
カイガラムシといっても大きさや形などは様々です。アブラムシと異なり繁殖性が悪く、よく繁殖するコナカイガラムシでも年に数回、ロウムシ類では1回しか繁殖しません。
防除方法
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- 殺虫剤「ボルン」
- エアゾール剤のボルンはカイガラムシを油膜で覆い窒息死させます
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