賀寿とは「寿賀」とも呼ばれ、還暦や米寿など、長寿を祝うことをいいます。
大切な人生の節目に、長寿のお祝いのお花を贈ってみてはいかがでしょう。
年齢によって下記の表のとおり名前が付けられており、もともとは数え年で祝うものでしたが、今日では「満年齢」で祝うことも増え、実際のお祝いは誕生日や敬老の日などに行う人が多いようです。 数え年は生まれた段階で1歳となり、初めて迎える正月の1月1日に2歳となる数え方です。満年齢は生まれた段階は0歳となり、誕生日が来るたびに1歳ずつ増えていきます。 数え年でのお祝いが馴染み深いという方もいらっしゃいますので、相手の方に合わせてお祝いすると良いでしょう。
お祝いの種類
祝う年齢
数え年での生まれ年
満年齢での生まれ年
お祝いの色
緑寿
66歳
1959年(昭和34年)
1958年(昭和33年)
緑
米寿
88歳
1937年(昭和12年)
1936年(昭和11年)
黄
還暦のお祝いは60年で暦が一回りして赤ちゃんに帰るという意味合いをもったお祝いです。
還暦=赤がテーマカラーとなっているのは、赤には魔除けの意味があるため。
災いなく長生きしてほしいと願いを込めて「赤」のフラワーギフトを贈りませんか?
古希(こき)は70歳のお祝い。古希の表現は中国の唐時代の詩人杜甫が彼の詩・曲江の一節で「人生七十古来稀なり」(70歳まで生きる人は古くから稀であるから)と歌ったことに由来しています。
また喜寿(きじゅ)は77歳のお祝い。
喜寿は「喜」を草書体で書いた文字が、「七十七」と読めることから由来しています。古希も喜寿もイメージカラーは昔から高貴な色とされていた「紫」です。
傘寿(さんじゅ)は80歳のお祝い。「傘」の略字が、「八十」と見えることから由来しています。
また、米寿(べいじゅ)は88歳のお祝い。「米」の字を崩すと「八十八」となることから由来しています。
傘寿・米寿のイメージカラーは、黄色や金色とされることが多いです。
卒寿(そつじゅ)は90歳のお祝い。「卒」の略字「卆」が九十と読めることに由来しています。
また、白寿(はくじゅ)は99歳のお祝い。白寿は、「百」から一画目の「一」をとると「白」になることから由来しています。
あと一年で百歳、平均寿命が伸びた今でも珍しいことで正真正銘の「長寿祝い」といえるでしょう。
白寿のイメージカラーは、名前からも分かるように白色とされています。
お誕生日、結婚記念日、開店お祝い…”メモリアル・ナンバー”を贈ってみませんか?還暦のお祝いには60、錫婚式(結婚10周年)には10…等、ご希望の数字(0から99まで)のバリエーションをご用意しました。
ピンクのグラデーションの花々が可愛らしく、ギフトに込めた想いを優しく届けてくれます。
ボックスアレンジなので、フタを重ねるだけで、手軽に飾ることができます。
還暦の赤いちゃんちゃんこなど、いろいろな習わしがありますが、想いが込められていれば、どんなお祝いもうれしいものです。 お祝いなのでお花は明るく華やかな色合いがおすすめですが、相手のお好みや希望にあわせて、喜ばれるギフトをお贈りする方が多いようですよ。
プレゼントの相場は1万円から10万円程度とされており、ご両親へ贈る場合は、2万円から3万円が一般的になります。あくまで相場ですので、本人との関係性や長寿祝いの年齢によって決めると良いでしょう。
長寿祝いはおめでたい機会ですので、「死」や「苦」をイメージさせるようなシクラメン・櫛などは贈らない方が良いと言われています。 また、満60歳で迎える「還暦」の方は、まだまだ現役で見た目も気持ちもお若い方が多くいらっしゃいます。お年寄り扱いや老いを感じさせるような品物は避けた方が無難でしょう。
長寿のお祝いに花を贈るのはなぜですか?
お花は好き嫌いが少なく、どんな方にも贈りやすいプレゼントです。
赤や黄色、紫など、年齢にちなんだ色を選びやすく、お祝いの気持ちをより伝えることができるのも優れた点です。
また、長寿祝いでは家族や親戚が集まって食事をするケースも多く、フラワーギフトはそのお祝いの席をより華やかに演出します。
長寿のお祝いに贈る花の色は何がいいですか?
.賀寿のお祝いには、年代ごとに象徴となる色があります。
還暦は赤色、古希・喜寿は紫色、傘寿・米寿は黄色、卒寿・白寿は白色が一般的です。
相手の方の好きな色が分かっている場合は、定番カラーにこだわらず好みの色のお花でお祝いするのも喜ばれるでしょう。
長寿祝いにおすすめの花は何ですか?
相手の方の好きな花、好みの色や花のお手入れのしやすさを考慮すると良いでしょう。
花束は花瓶などへ活けて好きな場所へ飾ることができ、花瓶の有無がわからない、長寿の方の手間を省きたいときにはアレンジメントが良いです。
お花を育てるのが好きな方へは、長く楽しめる鉢植えが断然おすすめです。
忙しい方や飾る場所が気になる場合は小さめサイズでお手入不要のプリザーブドフラワーがおすすめです。
お花と何か一緒にプレゼントしたいときにはスイーツやグルメ、雑貨とお花のセットもご用意しています。
長寿祝いをするタイミングはいつですか?
長寿祝いのタイミングは明確に決められていませんが、近年は数え年ではなく満年齢の誕生日に行うことが多いようです。お花を贈る場合は、誕生日前日〜当日までに届くように贈りましょう。また、敬老の日も長寿のお祝いのタイミングです。
長寿のお祝いは誰がするのでしょうか?
長寿を迎えた本人の子どもや配偶者が祝うのが一般的です。子どもが複数名いる場合は、協力して贈り物やお祝いの会を準備すると主役の方に喜んでもらえるはずです。