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母の日プレゼント・ギフト特集2024

アブラムシの仲間(吸汁性害虫)

自宅で楽しむ家庭菜園

沢山の種類が、あらゆる植物に寄生します。体長は2~4mm程度の小さな虫ですが、繁殖力が旺盛で、汁を吸って害を与えます。新葉を巻いてしまう種類もいます。またウイルス病の媒介をしたり分泌物でアリを誘引したりします。

  • アブラムシの仲間
  • アブラムシの仲間
  • アブラムシの仲間

発生時期

3~10月(4~6月、9~10月に多く発生)

寄生植物

草花、野菜、花木、庭木、果樹などほとんどの植物

被害症状

直接被害と間接被害があります。直接被害は新芽や葉裏などに寄生して植物の汁液を吸って加害することです。群棲して加害するため、生育が著しく悪くなります。
また、葉を巻いたり(ウメなど)、コブ(虫えい)を作る(サクラ、ウメ、モモ、ケヤキなど)種類もおり、美観も損なわれます。
次に健全な植物に移動して汁液を吸う時にウイルスが侵入して感染します。また、排泄物の上にすす病が繁殖して黒くなることもあります。

生態

アブラムシは非常に繁殖力の旺盛な虫です。成虫は条件が良いと毎日数匹から十数匹の雌の子供を産み(胎生)、子供は10日前後で親になって雌だけで(単為生殖)子供を産み続けます。

防除方法

早期発見、早期防除が基本です。群棲する種類は加害している葉や枝を切り取って取り除くか、割り箸などで取り除きます。 中にはドクガ類(チャドクガ参照)もいますので素手で触れるのは避けた方が賢明です。薬剤でも早期防除が基本です。

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