テントウムシダマシの仲間(食害性害虫)
28個の黒い紋をもつテントウムシです。本来テントウムシはアブラムシを食べる益虫ですが、この仲間だけはばれいしょ・なす・トマトなどの葉肉を食害します。春先から初秋まで発生しますので定期的に薬剤散布して防除します
発生時期
春先から初秋
寄生植物
ナス、トマト、ジャガイモなどのナス科植物
被害症状
成虫、幼虫ともに葉を食害します。ひどい場合は葉がぼろぼろになって枯れ、その後茎や果実にひろがります。植物の生育が悪くなり、果実の品質や収穫量などに影響を与えます。
生態
成虫は黄褐色や赤褐色の背中に28個の黒い斑点があります。4月頃から活動を始め、葉裏に黄色く細長い卵を産みます。幼虫はとげが生えたタワシのような形をしています。葉の上で蛹(さなぎ)になり、やがて成虫になります。種類により年に1~3回発生し、成虫が落ち葉の下や草の根元などで冬を越します。
防除方法
成虫、幼虫ともに見つけしだい捕まえてください。卵は葉ごと取り除いてください。薬剤でも早期防除が基本です。
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