ホオズキ(鬼灯)の花言葉は?季節や特徴、楽しみ方をご紹介!

  1. イイハナ・ドットコム
  2. 夏の花プレゼント・ギフト特集 2023
  3. ホオズキ(鬼灯)の花言葉は?季節や特徴、楽しみ方をご紹介!
暑中見舞い アイキャッチ

「鬼灯」と書くホオズキは浅草のほおずき市が開催されるなど、夏を彩る特別なものです。お盆に供えられることも多いホオズキですが、どんな花を咲かせるのでしょうか?今回は、ホオズキの花言葉やホオズキをプレゼントするのにおすすめのシーンなどを詳しくご紹介いたします。

夏の花ギフト特集

ホオズキの花言葉は?

ホオズキの花言葉

梅雨が明け、夏の暑さも本格的なものになると花屋さんやデパートなどで見かけることが多くなるホオズキ。ヒマワリや朝顔と並び、夏を代表する植物の一つといっても過言ではありません。漢字では「鬼灯」と書くホオズキの花言葉は、「自然美」「不思議」「心の平安」などです。鮮やかな赤やオレンジ色の実が美しく、魅力的なホオズキらしい花言葉と言えます。

ホオズキの花言葉には怖い意味もあるの?

ホオズキの花言葉には、「ごまかし」「偽り」「欺瞞」「私を誘惑して」「私を誘ってください」「浮気」といった怖い花言葉もあります。「自然美」や「心の平安」など良い花言葉がある一方で、ホオズキは怖いと感じる花言葉も多い植物なのです。
花言葉に「ごまかし」や「偽り」がある理由は、膨らんだ赤い部分に対して実が小さいことが由来です。
「私を誘って」の花言葉の理由は、「ホホ」という虫が寄り付きやすいことが理由だそうです。
また「浮気」という花言葉がある理由は、ホオズキの実には子宮収縮作用があるからとされます。その昔浮気をして身ごもってしまった女性がホオズキの実を食べたことで流産してしまったことが由縁のようです。

そもそもホオズキとはどんな花?

ホオズキ

ナス科であるホオズキの花は、小さめの白やクリーム色の花を咲かせます。赤い膨らんだ部分と比べると、ずっと控えめで可愛らしい花です。
浅草のほおずき市は1764年から開催され始めました。現在は100種類以上あるホオズキですが、日本在来種は鑑賞用として愛されてきた歴史があるのです。
またホオズキは漢字で「鬼灯」「酸漿」「法月」と書きます。「鬼灯」はホオズキの色が妖しげに見えることが由来です。また「さんしょう」とも読まれる「酸漿」は生薬ならではの名前であり、「法月」は花屋などでの表記に用いられます。

ホオズキが見ごろの季節

ホオズキが見ごろを迎える季節は、6~8月頃です。花は5~7月頃に見ごろを迎え、提灯のように赤く染まったホオズキは8月頃に見ごろを迎えます。ちょうど時期的にお盆に当たるため、ホオズキをお供えする地域も多くあります。ホオズキ=夏のイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

ホオズキの赤く膨らんだ部分について

ホオズキの赤く膨らんだ部分は、「ガク」と呼ばれる部分が膨らんだものです。ガクとは、花を支える小さな葉のようなものを指します。
ホオズキは花が咲き終わり散った後、このガクが実を包むように成長し、やがて鮮やかな赤やオレンジ色に染まっていきます。夏も本番になれば、私たちが見慣れたホオズキの姿になるのです。
提灯のように赤く膨らんだ部分の中には、ホオズキの実が入っています。膨らみに比べて随分と小さい実は古くから生薬として役立てられたり、子供が人形を作って遊んだりされてきました。

ホオズキの語源や由来

ホオズキ 由来

ホオズキの語源は複数ありますが、主に4つの説が挙げられます。
頬が赤く染まった様子や膨らませた頬が赤く膨らんだホオズキに似ていることからといった説や、ホオズキを鳴らして遊ぶ際に頬を突き出すからといった説があります。
他にもカメムシの仲間であるホホという虫がホオズキにつきやすい「ホオ付き」から、ホオズキの赤い部分がまるで火がついているように見える「火火着(ほほつき)」など、ホオズキの名前の語源や由来はさまざまなようです。
明確にどの説がホオズキの語源かはわかっていませんが、どれも説得力のある説と言えます。

ホオズキのプレゼントがおすすめのシーン

ホオズキ

ホオズキはその美しさからプレゼントとしても選ばれます。では、ホオズキを贈るのにおすすめのシーンとはいつなのでしょうか?

① 誕生日

ホオズキは夏を代表する花ではありますが、お盆にお供えするものでもあるため誕生日のプレゼントとして贈られることはあまりありません。花言葉も不穏なため、むしろ避けられる傾向にあります。
しかし誕生花の日は別です。ホオズキは、7月8日と12月29日が誕生花です。7月は、ホオズキの花が見ごろを迎える時期です。誕生日プレゼントにもぴったりの時期なので、メッセージを添えて大切な人に贈りましょう。
12月29日は真冬なため、夏に見ごろを迎えるホオズキを贈るのはおすすめできません。

誕生日に贈りたい花についてもっと知りたい方はカテゴリページをチェック!

誕生日プレゼント特集

② お中元

お盆のシーズンに見かけることが多くなるホオズキは、お中元のプレゼントにも最適です。夏の風物詩であるホオズキを贈ることで、仏壇やリビングなどに飾れるので夏らしさを楽しんでもらうことができます。
ホオズキの鉢に風鈴がついていると、風が吹くたびにチリンチリンと涼やかな音色を奏でてくれます。涼を感じることができるので体感温度を下げ、目や耳を楽しませてくれるでしょう。鉢植えスタイルで贈れば、毎年花を咲かせ徐々にガクが赤く染まっていく様子も楽しんでもらえます。

お中元に贈りたい花についてもっと知りたい方はカテゴリページをチェック!

お中元ギフト 夏の花プレゼント・ギフト特集

ホオズキを長く楽しむためのコツ

透かしホオズキ

夏の風物詩でもあるホオズキの楽しみ方はたくさんあります。見ているだけで夏を感じさせてくれるホオズキを長く楽しむためには、どんなコツを抑えれば良いのでしょうか?

観賞する

もともと観賞用として愛されてきたホオズキは、飾って楽しむことができます。花瓶に生ける、お盆に置く、玄関に吊るすなどさまざまなスタイルで飾ることができます。
ホオズキの成長をじっくりと楽しみたいという場合は、鉢植えがおすすめです。ホオズキは初心者でも育てやすい植物です。盛夏が近づくにつれて、徐々に膨らんだ部分が緑から赤に変化していくホオズキを楽しむことができます。

食べる

食用のホオズキの膨らんだ部分の中にある実は、食べることができます。緑色の部分が赤く色づき、やがて茶色に変化する頃が食べごろです。その頃には中の実は鮮やかなオレンジ色になっており、生で食べることもできます。 フルーティーなのでジャムなどにするのもおすすめです。暑い夏を乗り切れるよう、涼しげなゼリーもおすすめです。ホオズキの実は、ビタミンAやビタミンC、カルシウム、マグネシウム等豊富な栄養素が含まれています。

鳴らして遊ぶ

ホオズキの袋は笛のように鳴らして遊ぶことができます。ホオズキの鳴らし方は、袋状のガクを剥いて中の実をよく揉み込み、柔らかくなってきたら実が割けないように注意しつつ中身ごとゆっくり引き抜きます。
鳴らし方は穴を下にして舌の上にのせ、上の歯茎と下でぎゅっと抑えて鳴らします。吸う空気で潰れたホオズキを膨らせればまた鳴らすことができます。なお、お盆に飾るホオズキはご先祖様の魂そのものなので笛にしてはいけません。

透かしホオズキにする

和風な雑貨屋さんなどで葉脈だけの「透かしホオズキ」を見たことがある方も多いでしょう。ホオズキならではの楽しみ方の1つである透かしホオズキは、水に浸すだけで作れます。1週間程度で表面の赤い部分が剥がれるようになるので、様子を見ながらぺりぺりと剥がします。柔らかいブラシなどで表面を丁寧に擦ると、より綺麗に葉脈だけを残すことができます。お供え物に添えたりランプにしたりできるので、夏のインテリアもおしゃれになるでしょう。

フラワーギフトならイイハナ・ドットコム

お中元や誕生日にホオズキのギフトを検討しているのなら、イイハナ・ドットコムがおすすめです。ホオズキの状態が美しいのはもちろん、30日後までのお届け日指定が可能なので余裕を持ってホオズキを大切な方に届けることができます。
夏の風物詩であるホオズキを贈ることで、きっと喜んでもらえるでしょう。鉢植えを贈れば、毎年赤く色づいて行くホオズキを楽しんでもらえます。初心者にも育てやすいので、ガーデニングに興味を持っている方にもおすすめです。

夏の花ギフト特集

▲ 夏の花特集コラム ページトップへ

最後に

夏になると赤く染まった姿を楽しめるホオズキには、素敵な花言葉と怖い花言葉の両方があります。お中元のギフトとして人気のホオズキを贈ることで、日頃お世話になっている方にも夏を楽しんでもらうことができるでしょう。
お誕生日プレゼントにもホオズキはおすすめですが、花言葉で誤解を招かないようにメッセージを添えることがおすすめです。観賞はもちろん、食べたり鳴らして遊んだりできるホオズキとともに夏を楽しんでください。

お中元特集

おすすめコンテンツ

  • 夏の花ギフト特集
  • お盆の花

その他のお中元に関するお役立ちコラム