喪中はがきが届いたら、知っておきたいその後の対応とマナー

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喪中はがきが届いたら、知っておきたいその後の対応とマナー
年賀状のやり取りをしている方から、届く「喪中はがき」。
喪中はがきは、"新年の挨拶をご遠慮させていただきます"と伝えるものです。
しかし、喪中はがきは、ただ年賀状を出さなければ良いというものではありません。
今回は、知っておくべき、喪中はがきが届いた後の対応とマナーについて解説いたします。

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喪中はがきが届いた後の対応は、状況によって違う!

喪中はがきが届いたら、知っておきたいその後の対応とマナー

喪中はがきを受け取ったら、年賀状の送付は控え、別の方法で返信するのが基本マナーです。
しかし、対応の仕方は状況によって違いがあります。

対応が異なる、4つのパターン

1.喪中であることを事前に知っていた場合
2.喪中はがきを受け取って初めて亡くなったことを知った場合
3.喪中はがきが届く前に、年賀状を出してしまった場合
4.自分も喪中の場合

それぞれのパターンですべき対応を、1つずつ見ていきましょう。

1.喪中であることを事前に知っていた場合

喪中はがきが届く前に、亡くなったことを知っていた場合は、「喪中見舞い」を出すのが一般的です。
喪中見舞いには、喪中の挨拶をいただいたお礼や慰めの言葉、年賀状の送付を控えさせていただくことを記載しましょう。

2.喪中はがきを受け取って初めて亡くなったことを知った場合

喪中はがきで亡くなったことを知った場合も、「喪中見舞い」を送付します。
ただし、喪中見舞いには、"ご不幸を知らなかったことに対してのお詫び文"も記載するのがマナーです。
「お母上様のご逝去を存じ上げず失礼いたしました」のように、一文を添えましょう。

3.喪中はがきが届く前に、年賀状を出してしまった場合

喪中はがきが届く前に年賀状を出してしまった場合は、「寒中見舞い」を出します。
寒中見舞いには、"年賀状を出してしまったことに対するお詫び文"を必ず記載しましょう。
「お母上様のご逝去を存じ上げず、新年のご挨拶を申し上げ、大変失礼いたしました」のような一文を添えます。

4.自分も喪中の場合

服喪期間に喪中はがきが届いた場合は、「喪中はがき」を送ります。
しかし、ただ喪中はがきを出すのではなく、自分も喪中であること、励ましやお悔やみの言葉を添えましょう。

喪中はがき返信は必ずしもしなければならないものではありません。
ですが、「喪中見舞い」や「寒中見舞い」で届くお悔やみの言葉は、人と人とをつなぐ大切な心遣いです。
喪中はがきが届いたら、状況にあった方法で対応しましょう。

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