お正月の和菓子と言えば、有名なのは花びら餅、美しく型押しした紅白のらくがん、干支や七福神などをかたどった干菓子。
松竹梅や干支の形をモチーフにしたおまんじゅう。
お歳暮で贈る場合、餅や生菓子は日持ちがしませんが、相手の方が和菓子好きなら、年末のうちからお供え物としても楽しめて、お正月気分を味わえて喜ばれます。
栗きんとんや黒豆を基本とした和菓子や栗羊羹はそのままお節のお重に詰められるのでおせち料理のアクセントとして喜んでいただけるのではないでしょうか。

他にお歳暮によく選ばれているのが、人の集まる年末年始にお茶菓子として出すこともできる半生菓子。
日持ちは１週間から１０日くらいでよいでしょう。
今は三が日も開いているお店が多いとは言っても、急な来客も多いお正月、さっとお出しできる洒落た和菓子があるととっても助かるし、ゆったりした気分にもなれますよね。
また、新春をイメージした雲竜や羊羹、ういろうのようなものや、カステラを始めとするカステラ菓子、まんじゅうなど。包み紙などもお正月らしい華やかなものを選べば、話しのネタにもなるし便利に楽しんで使っていただけます。

最後に、老舗のお店の品など、普段なかなか買わないようなちょっと上質な和菓子をお歳暮として贈るのも洒落ています。
気軽につまめるかりんとうやカステラなどは定番人気。
また、甘いものだけではなく上質なあられやおかき、お煎餅などは日持ちもよく重宝します。
お酒を楽しむ機会が多くなるお正月にはお酒の肴になるようなお菓子も活躍の場が広がります。

他には、野菜や果物を原材料につかったものなど、素材にこだわった上品な味が楽しめる和菓子もお歳暮として人気が出てきているようです。
1年分の感謝の気持ちを伝えるお歳暮だからこそ、特別感のあるちょっと良い物を選んでみたらいかがでしょう。