かつてホワイトデーのお返しと言えば、マシュマロ、クッキー、キャンディが三大定番（？）で、それぞれのお菓子に好き、嫌い、友達などの意味がある…というあまり根拠のない噂もありました。
またバブル期にはホワイトデーはたとえ義理でも「3倍返しが常識」と言われたこともありました。

しかし今、チョコに限らず「義理」のプレゼントに対して、高価すぎるホワイトデーのお返しは控えましょう。もらう方の女性には余計な精神的負担になります。
ホワイトデーに義理チョコのお返しとして何がほしい？と女性に尋ねると「何もいらない」と答えた人が最多だったという調査結果もあります。「余計な気を使ってほしくない」ということでしょうか。
結局、礼儀としてお返ししたい、という男性側の心理とのバランスを考え、今の相場としては「もらった義理チョコプラスアルファ」くらいの値段が妥当でしょう。

さて、何を贈るかですが、「ホワイトデー三大定番」のようなお菓子は今もお返しの筆頭候補です。
各種の女性向けアンケートでも義理チョコのお返し希望は、クッキー、チョコレート、ケーキなどが上位に並び、ワインや紅茶なども人気ですね。全体的に食べ物人気が安定しています。
となると、ホワイトデーのお返しを選ぶ側は美味しく質の高い食べ物を選ぶことがカギですね。そして前述のように高価すぎないことが大切。
例えば、知る人ぞ知る地方の掘り出し物スイーツ、有名パティシエの手による限定ケーキ、美味しいワインのミニボトルなど、美味しさに加えてこだわりや物語性を持った一品を探し出せればベストです。
今や、ネット通販で日本どころか世界中の珍しい食べ物が比較的簡単に手に入りますから、自分なりのこだわりで探してみたいところです。
とはいえ、そうそう安くて珍しくて美味しい完璧なものは見つかりません。そんな時は少しアレンジを加えてみましょう。美味しいギフトを見つけたら（美味しいものであることは絶対条件ですよ）、お店にきちんとラッピングをお願いしましょう。
シンプルなものでOKです。もちろん通販でも対応できます。

ホワイトデーは、品物選びもラッピングも大切なのは感謝と気配り。男性の皆さん、頑張ってください。