干支の世界

イイハナ・ドットコムの『干支の世界』 周期は60年に一回、知ってみれば奥深い干支の世界。

コラム05 干支

今年は戊子(つちのえ ね)

干支(えと)のは中国の天文学で十干(じっかん)と合わせて「かんし」と呼び、木星が12年で天を一周することから天を12分割したものです。その干支の呼び名へそれぞれ動物神の名前をあてたものが日本の十二支の呼び名になります。愛嬌のある動物神の姿は年賀状のデザインとしても一番人気。折からの日本語ブームで今の子ども達は十二支(ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い)の順番を暗唱し、親しんでいるようです。十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と十二支(子・丑・虎・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)の組み合わせは120とおりになりますが実際はその半分の60通りが使われ、年や日、時、方位や事柄の順序を表しています。また昔から「陰陽師(おんみょうじ)」の陰陽五行説とも結びついて占いや呪術にも応用されてきました。   

今年の干支は「子(ね)」。ねずみは一般的にあまり歓迎される動物ではないように言われています。でも小さな体ですばしっこく賢く、また多産な事から子孫繁栄の象徴とされます。干支の順番でねずみが一番な訳にはこんな昔話が。神様が早くお参りに来た順に干支を決めるとおっしゃいました。伝達役を仰せつかったネズミは足の遅い牛に早めに出発するように伝え、気付かれないように角にぶら下がってゴールの前でぴょんと牛の前に飛び降りたということです。ちなみに十二支に猫がいないのはネズミが猫にわざと間違った日付を伝えたからだとか。猫がねずみを追いかけ回すのは今でもそれを恨みに思っているからだそう。映画やテーマパークで世界的スターの「彼」もねずみ。ちょっと小憎らしい魅力につい惹かれてしまう動物といえますね。

 子年の人は家系をもり立てると言われ、人生のある時期大成功を収める人が多いとか。山椒は小粒でぴりりと辛い、見るからに強そうではないけれど、実はカリスマ的存在感を持つタイプが多いのでしょうね。