干支の世界
イイハナ・ドットコムの『干支の世界』 周期は60年に一回、知ってみれば奥深い干支の世界。

来年は己丑(つちのとうし)

干支(えと)のは中国の天文学で十干(じっかん)と合わせて「かんし」と呼び、木星が12年で天を一周することから天を12分割したものです。その干支の呼び名へそれぞれ動物神の名前をあてたものが日本の十二支の呼び名になります。愛嬌のある動物神の姿は年賀状のデザインとしても一番人気。折からの日本語ブームで今の子ども達は十二支(ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い)の順番を暗唱し、親しんでいるようです。十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と十二支(子・丑・虎・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)の組み合わせは120とおりになりますが実際はその半分の60通りが使われ、年や日、時、方位や事柄の順序を表しています。また昔から「陰陽師(おんみょうじ)」の陰陽五行説とも結びついて占いや呪術にも応用されてきました。
来年の干支は「己丑(つちのとうし)」。辛抱強く力持ちの牛は昔から車を引いたり、農耕の手伝いをしたりなどの頼れる労働力として、また牛乳や肉は滋養の高い食品として、人間にとって身近で、なくてはならない存在とされてきました。そんな牛を神の使いとして、農耕の神様としてお祀りする神社も。今年の初詣はそんな神社をお詣りするのもお勧めです。
丑年生まれの人はねばり強く落ち着きがあって自分の意志を貫徹するタイプだとか。普段はおとなしく穏やかなのに、ここぞと言うときは周囲を圧倒するパワーを発揮するので、歴史上の人物を見てみても個性の強い指導者を多く出しています。協調性に欠けるのが欠点ともいえるのですが、それを以上に人を惹きつける力があるので、本人が他人に合わせなくても知らず知らずのうちに周りに人が集まってくるような魅力に満ちた人だといえますね。

