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ひな祭りの花

ひな祭り特集

ひな祭りの歴史

イイハナ・ドットコムの『ひな祭りの花』では、雛壇に飾られるお花をご紹介。春の節句であるひな祭りとお花との関係はとても深いのです。

ひな祭りのお花


  • 中国では桃は子孫繁栄をもたらす霊木でその実は不老長寿の仙薬とされる伝説があります。俗世を離れた理想郷は桃の花が咲き乱れる「桃源郷」とした物語もあります。
    まだ寒さの残る季節に、幾重か重なった薄い桃色の花がかぐわしく咲き誇る姿は本当にうっとりとさせられます。
    ちょうど旧暦の上巳の頃に美しく咲く桃の花には邪気をはらう力があると尊ばれ、好んで飾られたと言うことです。
    また、桜の花びらを浮かべた桃花酒(とうかしゅ)を飲むとどんな病でも治ると信じられていたそうです。雛壇の最上段、内裏びな二人の間の三方飾りはこの桃花酒だそうです。
  • 桜橘
    雛壇に飾られる桜と橘(たちばな)は、京都御所にある「左近の桜」「右近の橘」、向かって右が桜で、向かって左が橘です。
    天皇の左(東)を守る近衛兵を「左近衛」、右(西)を守る近衛兵を「右近衛」と呼ぶことから名付けられているそうです。
    つまり雛壇にも登場する左大臣、右大臣と合わせて、左大臣側に桜、右大臣側に橘、となります。
  • 白酒
    和菓子ではありませんがとろりとした甘いお酒はひなまつり独特の味わいです。今は子供向けにアルコール分のないものも売られていますのでみんなで楽しむことができます。
    日本の祭りに欠かせない御神酒は体を清める意味があります。室町時代頃から各地で作られていた白酒が雛祭りの定番となったのは江戸時代と言うことです。
    餅米とうるち米が原料で搾らずにすりつぶして作るためとろみのある白いお酒になります。

  • 春の代表的な花です。
  • 橘(たちばな)
    蜜柑と同じ柑橘類で、日本では万葉集の時代から和歌に多く詠われる馴染みの深い木です。
    大昔より日本に自生している常緑樹で冬でも緑を失わない様子と美しい果実、かぐわしい香りが尊ばれました。
    また神の化身とされた蝶の幼虫が育つことで神代と世俗を結ぶ神の依代(よりしろ)と考えられました。
  • 菜の花
    これも春を表す代表的な花です。
    梅や桜、桃に代表される樹木に咲く桃色や白の花もあでやかさがありますが、地面一面に咲く薄緑と黄色の目も覚めるような光景はまた違った華やかさがあります。
    おひたしにして食べることもでき、ほろ苦く少し青臭い味わいは春の風物です。
  • ひなまつりにお花を飾るときは、スイトピーやチューリップ、ガーベラ、スプレーカーネーションなど、白、黄色、ピンクなどのパステルカラーを中心にあまりこだわらずに可愛らしく飾りましょう。
    中に桃の枝を入れるとそれだけでぐっと和風にひなまつりらしさが演出できます。
    また、もともとは女の子のお祭り、この頃会う女友達にひなまつりギフトとして小さなブーケを渡してみるなども嬉しい計らいです。